梅毒って、感染しやすいの?
こんにちは、ひのでです。
梅毒は、とても感染力の強い病気です。
キスだけでも伝染ることがあるくらいです。
梅毒の感染力
梅毒の感染力は、HIVなど他の性病と比べ非常に強く、たった1回の性交で感染するリスクは非常に高いんです。
梅毒の病原菌は、感染した人の性器などに多く存在します。
その梅毒菌は、性行為によって粘膜や皮膚の小さな傷などから侵入します。
また、性交だけでなく、オーラルで喉に感染したり、
肛門を使うとで直腸に感染するなど、行為の方法によって粘膜が接触した場所に感染してしまいます。
先天梅毒
もし妊婦さんが梅毒に罹ったら、赤ちゃん(胎児)も高確率で梅毒になります。
先天梅毒は、梅毒トレポネーマという菌が
胎盤を介して胎児に伝播する多臓器感染症です。
数年前から、梅毒の広がりは問題視されています。
専門機関では、「不特定多数との性行為が増えていると推測するしかない」としています。
20代前半の若い妊婦さんに感染の増加が止まらないらしいです。
妊娠中の女性が感染すると、治療せずに放置した場合、40%は流産や死産となります。
生まれた場合も「先天梅毒」となり、
肝臓や目、耳に先天性の障害を引き起こすことが危惧されます。
先日来た患者さんは、梅毒の内服薬治療を1ヶ月終えられて確認検査にこられたとても
若い女性でした。
その患者さんは、先週中絶手術をしたばかりでした。
梅毒の検査する前に妊娠したのか?
と言っても、梅毒には感染していたはず。
私的には相手の方が心配です。
自分だけ治療を行っても、パートナーが感染していたら、感染を繰り返してしまいます。
また、梅毒感染一期の場合は、過去3カ月間に性的接触をもった全ての相手にリスクがあります。
二期の場合は、過去1年間の全ての相手に感染の危険性があります。
梅毒は二期までに治療することが大切になってきます。
梅毒についてはまた次の機会に別の話をしますね。
もし、自分が梅毒に感染したら、必ずパートナーにも検査を勧めて下さいね。
↓↓ セルフチェックもできます ↓↓
↓↓ 楽天会員の人はポイントたまる
|